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新潟 AI アカデミー
イベント登壇レポート

MUSUBI 第1回LT会に登壇
地方のAI活用の実態を話しました

2026年7月25日|新潟|主催: ウィルダー株式会社

MUSUBI第1回LT会の会場。「エンジニアの7割は、AIを日常的に使っていない」と書かれたスライドを前に登壇する渡邉浩平と、テーブルを囲む参加者

2026年7月25日、ウィルダー株式会社が主催するコミュニティ「MUSUBI 〜地方創生 FDE育成コミュニティ〜」の第1回LT会が新潟で開催され、新潟AIアカデミーを運営する株式会社クラウドネイチャー代表の渡邉浩平が登壇しました。

テーマは「地方のAI活用の実態」。地方IT企業の開発現場に実際に入ってきたからこそ見えている、生成AIの使われ方と使われなさについてお話ししました。

イベント概要

開催日
2026年7月25日
イベント名
顧客現場とDevOpsをむすぶAI活用LT会 @新潟 ― エンジニアの在り方から問われる激動の時代を生き抜くために(MUSUBI 第1回LT会)
主催
ウィルダー株式会社/コミュニティ「MUSUBI 〜地方創生 FDE育成コミュニティ〜」
共催・会場提供
にいがたAIビジネス株式会社
登壇者
渡邉 浩平(株式会社クラウドネイチャー 代表/新潟AIアカデミー)
登壇テーマ
「エンジニアの7割は、AIを日常的に使っていない」

登壇テーマ「エンジニアの7割は、AIを日常的に使っていない」

生成AIの話題はどの企業にも届いています。それでも開発現場を覗くと、AIは「試したことはある」で止まっていて、日々の仕事の流れには入っていない——というのが、私たちが地方のIT現場で繰り返し見てきた景色です。今回のLTは、その実態を出発点にしました。

問題はツールを持っているかどうかではなく、どの作業をAIに任せ、どこを人が引き受けるかという線引きが決まっていないことにあります。この線引きが曖昧なままだと、AIは「便利そうな新しいもの」のまま、業務には定着しません。

新潟AIアカデミーの法人研修が、ツールの操作説明ではなく「自社の業務のどこにAIを差し込むか」から始まるのも同じ理由です。

自己紹介スライドを投影しながら登壇する、株式会社クラウドネイチャー代表の渡邉浩平
登壇の様子(会場: にいがたAIビジネス株式会社)

当日交わされた議論

LT会では登壇のあとも議論が続きました。主催者のレポートでも取り上げられている論点を、いくつか紹介します。

エンジニアの「コーディングへのこだわり」をどう扱うか

コードを書くこと自体に価値を置いてきたエンジニアが、AIに書かせる前提の開発フローとどう折り合いをつけるか。手を動かす楽しさを手放すのか、役割を上流に移すのかという論点が交わされました。

AIの出力に対する検証姿勢と、人間が負う責任

生成されたコードをそのまま通すのではなく、どこまでを人が検証し、最終的な責任をどこに置くのか。AIを前提にした開発ほど、レビューと検証の設計が重くなるという共通認識がありました。

上流工程へのAI活用と、設計思想の共有

実装だけでなく要件定義・設計といった上流でAIをどう使うか。チームの設計思想をAIに共有する仕組みづくりが話題になりました。

FDE(Forward Deployed Engineer)の働き方と地方創生

顧客の現場に入り込み、業務を理解したうえで実装まで担うFDEという働き方が、地方の企業と地方のエンジニアにとって何を変えるのか。コミュニティの主題でもある論点です。

MUSUBIというコミュニティについて

「MUSUBI 〜地方創生 FDE育成コミュニティ〜」は、ウィルダー株式会社が中心となって立ち上げた、地方のエンジニアと首都圏のエンジニアの賃金・情報の格差撤廃を目指すコミュニティです。

FDE(Forward Deployed Engineer)は、顧客の現場に入り込み、業務を理解したうえで実装まで担うエンジニアを指します。地方の企業ほど「作れる人が社内にいない」ことが導入の壁になりやすく、この働き方が持つ意味は大きいと考えています。

新潟AIアカデミーは、その壁を「外から作りに行く」だけでなく「社内で作れる人を増やす」側から崩すために、法人向けのAI研修・バイブコーディング研修を提供しています。今回のような場で地域のエンジニアと課題を共有できたことは、研修の内容を磨くうえでも大きな収穫でした。

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